natccu (ナッチュ)は東京出身の女性アーティスト。作詞・作曲は全て自身で手掛け、その独特な歌詞やボーカルはスウィーピングで予測不可能なメロディーにのせられ、一度聴いたら瞬時にリスナーの耳にこびりついて離れない、ダーク なエッジの効いたポップロックだ。影響を受けたアーティストはXTC、Pixies、The Smiths。
活躍の場は日本に留まらず、 イギリスのIn The City, The Great Escape,The Camden Crawl等への出演、クィーン・エリザベス・ホール での演奏のほかに、アメリカのSXSW2009では4日間で5回のパフォーマンス、ロスのWhiskey A Go Goでもライブを行った。これまでに取り上げられた海外メディアはNME, The Guardian, Time Out New York, Neo, そして日本の音楽情報ウェブサイトとして影響力を持つ JaME等が挙げられる。またイギリスの情報誌「Time Out」日本ウェブ版では元Tower Recordsの社長Keith Cahoonによって「2010年にブレイクするアーティスト・トップ5」に選ばれた。
デビュー・アルバム「Sketchbook」をリリース後、日本国内でのライブ活動を精力的にこなしつつ、2008年10月には初のイギリス・ツアーを敢行。その際にイギリスで録音されたブレイクスルー・ラジオ(米国)のライブ・セッションは、ニューヨークの60万人のリスナーに向けオンエアされた。
現在、ボーナス・トラック1曲を含め全12曲での構成となるセカンド・アルバムを制作中。「 ここ最近は歌詞やメロディーと同様にリズムの大切さを同等に考えながら曲作りをしている」と本人が語るように、初期の頃のディープなポップ・ソングは、よりアップ・ビートでダンサブルなサウンドへ。8ビートからニュー・ウェイヴ・・・と多彩かつタイトなサウンドに仕上げた楽曲群となっている。
なおセカンド・アルバムは、natccu,村田昭の共同プロデュースにより、ゲスト・サポートアーティストとしてThe Stooges/MinutemenのMike Watt (b) 、GO!GO!7188のターキー(dr)、ジェット機、ハートバザールのAkkin(G), 東京ピンサロックス、Gheeeのヒサヨ(b)、 Bo-Peepの中野良子(dr)を迎えており、またYMOの英詩やマイケル・ジャクソン、サラ・ブライトマン等との活動で知られるクリス・モズデルと「Crescent Moon」(オリジナルは「下限の月」)の英詞を共作。
同楽曲はnatccuが高い評価を得る「歌詞」の才能を顕著に表した楽曲の1つだが、natccuは日々の生活の中の「何気ない出来事」を退廃的かつ反抗的でありながらもコミカル視点で、時にはシリアスな視点で書き下ろす。 ボーカルは、低音から高音まで広い声域を持ち、ソーリングでドラマティック。その独特な歌詞とボーカルが、 使い古したギターとタイ トなリズムに敷き詰められながら急速で予測不可能なメロディーをコントロールしていく、そして先にも触れたように一度聴いたらリスナーの耳に、頭にこびりついて離れない。そんな不思議な魅力を持つアーティスト、それがnatccuなのだ。




